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家庭内で起こる重大な事故の原因として、特に冬場に気をつけなければならないのは、温度差によるヒートショック。暖かい部屋からトイレなどの寒い場所へ移動する際、急激な温度変化で血圧や脈拍が急上昇し、脳や心臓に障害を起こす事故です。
お年寄りが浴室で倒れるのはこれが一番の原因。また、若い人でも倒れるケースも少なくありません。
これを防ぐにはとにかく浴室、脱衣室、トイレ、廊下などの温度差を少なくすること。居室だけではなく家全体を暖めるよう心がけてください。

  • 脱衣室やトイレにヒーターなどの暖房機具を置き、予め暖房をする
  • 入浴前にシャワーを使って浴室をお湯で暖めておく

冬の不快な現象として忘れられないのが、静電気によるショック。
暗い所では青白い放電が見られるほど大きな電流が身体を流れることも
しばしば。冬場は身体に数万ボルトもの電気がたまっていることもあるらしいです。 金属など電気を通すものを触った時にこの電気が流れ、あの不快な現象「バチッ!」が起こります。
そのショックは流れる範囲が狭いほど大きいそうです。
ですから、たまった電気を上手に放電すれば、ショックを受けることが少なくなります。

  • ドアノブなど金属部分に触る場合は、手のひらで一気に触る
  • 指先で金属に触れる前に、手のひらで金属部分を触り放電させる
  • ウールの絨毯の下にアルミホイルなどを敷く
  • ※床暖房や電気カーペットを使用の場合はおやめください。

結露とは、室内の暖かく湿気を多く含んだ空気が窓や壁で冷やされて、再び水分に戻り露付きをする現象のこと。
家具の裏や壁の中など見えない所に露が付くとカビの原因になります。
これを防ぐのに大切なのは住宅性能とともに暮らし方の工夫。
室内の湿気を上手にコントロールすることで、結露を大幅に減らすことが可能になります。
そのためには次のようなポイントを注意して生活してください。
まず、湿度を抑える。湿度を抑えるには余分な水蒸気を発生させないことが大切。
思わぬものが水蒸気の原因になっているので、それをまず極力減らすことが大切です。

◇水蒸気を多く発生するもの
  • ・石油ストーブやガスストーブ
  • ・熱帯魚などの水槽
  • ・室内に干された洗濯物
  • ・観葉植物

1)こまめに換気をする

湿気の放出に一番有効なのが換気。冬場は外気が乾燥しているから、窓を開けるだけで室内の湿気は素早く外に放出されます。
湿度が高くなったと思ったら5分間換気するだけで室温はそれほど下がらなくても湿度は大幅に低下します。

◇換気のポイント
  • ・就寝前の5分間換気
  • ・調理や鍋物をする場合は換気扇をまわす
  • ・窓の結露が増えたら拭き取り、換気
  • ・入浴後は浴室が乾くまで換気扇をまわす

※平成15年7月に建築基準法が改正され、住宅などの居室では24時間換気システムの設置が義務づけられました。
但し、24時間換気システムを設置している場合でも、窓を開けての換気は効果的です。

2)結露防止の工夫

押し入れや家具の裏、北側の冷えやすい壁面などは、ちょっとした工夫で
結露を防止できます。普段から気を使っておけば、カビの発生を効果的に
抑えることも可能です。

◇結露防止の工夫
  • ・押し入れやクローゼットに乾燥剤を入れる
  • ・押し入れの床面や壁面にすのこを置く
  • ・ふとんをこまめに干す

<こんなもので結露対策>

家のあちらこちらに乾燥剤を置くのもあまり格好のよいものではありません。
そこで、効果的な代用物をご紹介します。

○炭をつかう○

最近は消臭剤としてもよく使われる炭は、湿気を吸い取る効果も意外に高いようです。
インテリアとして使えるような炭の加工品も多くあるので、目に付く所にはそういうものを飾ってください。

○買い置きの洗剤をつかう○

粉末の洗剤は、かなり吸湿力があります。そこで、フタに穴を開けて押し入れや洗面所に保管しておくと、乾燥剤の代わりになります。
湿気を吸うと洗剤は多少固まりますが、洗濯するのには差し使いありませんので、この方法も有効です。